時代は「所有」から「贈与」へと向かっている。
20世紀は建築も土地も所有することが目的で、
そこで実際に発生する人間同士の営みは軽視された。
しかし、所有とは脆い。大災害がそれを教えてくれた。
災害の後、我々は優雅で気の利いた人の営みを回復しつつあるように僕は感じる。
絶妙のタイミングで行われる「電報」の再生は、その典型だろうと僕は考える。

隈研吾


Photo © J.C. Carbonne

<プロフィール>
隈 研吾

建築家・東京大学教授。近作に根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座、ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユ等があり、国内外で多数のプロジェクトが進行中。新国立競技場の設計にも携わる。著書は『小さな建築」(岩波新書)『建築家、走る』(新潮社)、『僕の場所』(大和書房)他、多数。

歴史と伝統が新しく組み合わさることで日本の贈答文化の未来を作る。
素晴らしいですね!
愛の告白をDENPOで…と思うくらいDENPOという表現手段が大好きです!

<プロフィール>
山本 寛斎

ファッションデザイナー・イベントプロデューサー。
1944年生まれ。71年、ロンドンにおいて日本人として初めてファッション・ショーを開催、世界の舞台に踊り出た。
74年から92年までパリ・ニューヨーク・東京コレクションに参加し、世界的デザイナーとしての地位を築く。
93年以降は、ファッションデザイナーの枠を超え、スペクタクルなライブイベントのプロデューサーとして活躍中。